雨の季節ですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか
キセ石材・事務員No.3です
今回も 明王グループ を引き続き勉強したいと思います
前回勉強した不動明王を中心として四方に位置する明王があるそうです
東は、 降三世明王 (ごうざんぜみょうおう)
南は、 軍荼利明王 (ぐんだりみょうおう)
西は、 大威徳明王 (だいいとくみょうおう)
北は、金剛夜叉明王 (こんごうやしゃみょうおう)
(天台宗では、金剛夜叉明王ではなく、烏枢沙摩明王になるなど、
少し編成が異なることもあるそうです)
明王は、如来の教えに従わない者を正しい道に導く仏像だそうです
密教特有の仏像で、大日如来が、姿を変えて現れたものとされています
宗教問題は、時には戦いに発展することもあるため、
その覚悟を決めているという意味も含めて忿怒の表情をしていますが、
それは無意味な怒りではなく、あくまでも仏敵に対しての怒りであり、
仏教に帰依した人には心強い守護神となるそうです
京都には、この五大明王を祀った立体曼荼羅があるそうです
コロナウイルスの影響が落ち着いたら行ってみようと思います