オリンピック会場では、連日熱戦が続いており、
毎日テレビの前で応援しています
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
今回も 明王グループ の続きを勉強したいと思います
今回は、北の 金剛夜叉明王についてです
金剛夜叉明王は、古代インド神話では、
人を襲っては喰らう人喰い魔神(夜叉)として恐れられていました
しかし、大日如来の威徳によって仏教に帰依し、明王になりました
仏教の守護神、五大明王の一つとして、北方に位置しています
雷を放つ金剛杵という古代インド神が持っていた武器を持ち、
忿怒の表情をした3つの顔と、6本の腕があり、
その中央の顔には5つの目があることが特徴とされています
下の目二つには嘘を見抜く力があるそうです
仏教に帰依した金剛夜叉明王は今までの行いを悔い改めて
悪人だけを捕らえて喰らうようになった為、
悪事を喰らい、善を守る神として崇拝されるようになったそうです
また、軍荼利明王と同様に足は踏割蓮華台の上に乗っているのも
特徴とされています
因みに、天台宗では金剛夜叉明王ではなく、
不浄を烈火で焼き尽くし清浄にするとされる烏枢沙摩明王を
五大明王の一つとしているそうです