春のお彼岸も終わり、あと少しで3月も終わろうとしています
各地で桜の開花宣言もされ、桜の季節ももうすぐです
まだまだ寒い日もありますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか
キセ石材・事務員No.3です
今回は「七福神」の中から五人目、「布袋尊」について勉強したいと思います
少し調べてみたのですが、布袋は「天」ではなく、「尊」らしいです
この布袋尊は、七福神の中では唯一実在した人物で、昔中国にいた僧が
モデルになっている珍しいケースのようです
この僧侶は普段から大きな袋を持っていて、その袋に施しを受けていた
ことから、福々しい笑顔と太鼓腹の姿で表現されるようになったようです
日本では鎌倉時代に伝来し、画の題材として描かれることが多くなり、
徐々に庶民から福の神として、信仰される存在となりました
手に持っている大きな袋は、「堪忍袋」とみなされ、この袋がいっぱいになって、
緒が切れてしまうほどの事が起こったという、我慢の限界をあらわす
「堪忍袋の緒が切れる」という言葉の語源となったようです