あと一週間で5月も終わろうとしています
朝はけっこう寒く感じる日が多いのですが、
日中は汗ばむくらいの気温になる日も多くなってきました
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、「第三番 粉河寺」について勉強したので、
今回は「第四番 施福寺」です
こちらは、大阪府和泉市、槇尾山の中腹にあります
(別名 槇尾寺 とも呼ばれているようです)
「西国三十三所」の中でも、多くのお寺が近くまで車でいけるところが
増えましたが、こちらは駐車場から約30分くらいかかる山道を行く
そうで、かなりの難所としても知られているようです
本堂までの距離を表している丁石が八丁から始まり、
一丁が約109メートルらしいので、伽藍まで約872メートル
ということだそうです
開創は、聖徳太子の祖父にあたる欽明天皇の時代
(539~571)だそうで、日本に仏教が伝来してきた頃、
かなり初期の時代のお寺だそうです
御詠歌は、
深山路や 檜原松原 分け行けは 巻きのお寺に駒ぞいさめる
和歌山県の粉河寺から約千年前、峠を越えてこのお寺にたどり着く
のは、本当に大変なことだと思われます
だから、花山法皇もこんな歌を詠まれたということだそうです
御本尊は、 十一面千寿千眼観世音菩薩
その他にも、国内にこのお寺にしかないという方違大観音や
弘法大師が20歳のときに剃髪したとされている愛染堂や
その髪が祀られている御髪堂があるそうです
宗派は、天台宗
春は桜、秋には紅葉が楽しめる自然豊かなお寺だそうです