滋賀県下最大級の墓石展示場がある石材店。
お墓ディレクター1級・2級が在籍しております。

スタッフブログ

キセ石材のスタッフブログのページです。

ちょっと「西国三十三所」について勉強してみました~その21

 

 

 

 

 

少し忙しくしていて、ブログの更新が遅くなりました

皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です

 

前回は、「第十六番 清水寺」について勉強したので、

今回は「第十七番 六波羅蜜寺」について勉強したいと思います

六波羅蜜寺と聞いて、皆さんは何を思い出しますか

歴史や美術の教科書にも載っていた「空也上人像」をご存知でしょうか

そう、あの口から阿弥陀如来が六体でている像です

空也上人はひたすら「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えると

すべての人が極楽往生できるという口称念仏を実践していて、

南、無、阿、弥、陀、仏の一音一音が阿弥陀仏になったという伝説を

彫刻で表現しているそうです

鎌倉時代の作品だそうですが、彼が念仏を唱えながら歩く姿が

表現されています

(この様に口から仏像がでている空也上人像は、他にもあるそうです)

空也上人は、平安時代の僧で、醍醐天皇の第二皇子だったという説も

あるそうですが、天暦5年(951年)、この空也上人によって

創建されたそうです

上人の没後、平安後期には平家一門の保護により広大な境内と

なったそうですが、平家が没落すると、源氏、北条、足利と

変遷していく中、焼失したり、復興したりを繰り返したそうです

御詠歌は、

 重くとも 五つの罪は よもあらじ 六波羅堂へ参る身なれば

御本尊は、空也上人が自ら彫ったとされる十一面観世音菩薩です

 

TOPに戻る