今回で7回目の投稿になります キセ石材・事務員No.3です
前回は、ちょっと外れて獅子舞について書いたので、
その前は、菩薩グループの中の千手観音菩薩でした
今回は、地蔵菩薩について勉強したいと思います
日本では古くから「お地蔵さん」と呼ばれ、各地の道端やお堂などに
祀られている、日本人には最もなじみ深い菩薩と言えるのではないでしょうか
地蔵菩薩は、お釈迦様の入滅後、地上に弥勒菩薩が現れるまでの間の
56億7000万年間、釈迦のいないこの世界のすべての生き物を救済する
役割をもっているそうです
お地蔵様は、単体で祀られていることもありますが、
墓地などで見かけるように6体並んでいるところを見かけることも
多いかと思います
(笠地蔵でおじいさんが笠をかけてあげたのもこの六地蔵です)
この6体ということにも意味があるそうで
仏教には「六道輪廻」という言葉があります
六道とは、「地獄道」、「餓鬼道」、「畜生道」、
「修羅道」、「人間道」、「天道」
この六道にそれぞれ地蔵菩薩がおられるということで6体です
地蔵菩薩は、六道を巡り、弱いものを助けてくれると言われ、
その最優先が子供たちだそうです
親よりも先立った子供たちが地獄にある三途の川を渡れずに困っていると
地蔵菩薩があらわれ子供たちに教えをとき成仏へと導いてくれるそうです
そして地獄へ堕ちてしまった人をも救済してくださる存在だそうです