いよいよ全国的にも梅雨入りしました
暑い日も増えており、熱中症対策も必要な季節になってきました
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
今回も 明王グループ の続きを勉強したいと思います
今日は、西の 大威徳明王(だいいとくみょうおう)についてです
大威徳明王は、阿弥陀如来、文殊菩薩が
人々を救うために、姿を変えて現れたものとされています
六面六臂六脚で、神の使いである水牛にまたがり、
悪を懲らしめ、善を助ける明王とされています
6つの顔は、六道(地獄道、飢餓道、畜生道、修羅道、人間道、天道)を
くまなく見渡すことができることを表現したもので、
6つの腕は、様々な武器を持って法を守るためのものであり、
6本の脚は、六波羅蜜(これを実践すれば浄土の世界にいけるとされる行い)を
歩み続ける決意を表しているとされています
脚が、多数ある仏像は他にはほとんどなく、大威徳明王の際立った特徴とされています
また、冥界の王、閻魔を降伏させるものという意味の名前を持っているので、
夜寝る前にお祈りすると、悪夢を消滅すると言われています