10月も約半分が終わりました
まだまだ暑い日もありますが、朝晩はかなり寒くなってきました
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、日本古来からある神道について勉強しましたが、
今回は、仏教の伝来について勉強したいと思います
日本の仏教は、インドから中国、そして朝鮮半島を経て
伝来したとされています
仏教の伝来は、538年(一説には552年)と言われていますが、
それ以前にも民間では伝わっていたようです
日本の仏教は、聖徳太子によってその基礎が据えられたと
されているそうで、太子は仏教思想をもとにして、
国家の治世に生かしたと言われています
当時の仏教は、国の管理という国家プロジェクトだったので、
民間への布教はあまり行われておらず、国家の中枢を担う
一部の人たちの間でのみ研究されていたようです
この頃、多くの経典が中国から伝わり、それらを学ぶため、
経典研究の拠点が奈良(南都)におかれ、法隆寺や
東大寺、唐招提寺などが建立されたそうです
奈良(南都)に拠点があったので、南都六宗といわれ、
三輪・成実・倶舎・法相・華厳・律の6宗があったそうです
このうち法相宗は興福寺や薬師寺、華厳宗は東大寺、
律宗は鑑真が開創した唐招提寺を本山としており、
現在でもその思想は受け継がれています