ここ数日、日中は晴れの日が続いていて暖かいので、
朝晩の冷え込みが余計に身に染みる今日この頃です
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、仏教が伝来した頃のことを勉強しましたが、
今回は、その後の仏教の宗派について勉強したいと思います
鎌倉時代初期までは、南都六宗と最澄が伝えた天台宗と、
空海の真言宗とで、日本の仏教は8宗あると考えられていました
しかし、鎌倉時代以降、法然上人の浄土宗や親鸞聖人の浄土真宗、
日蓮上人の日蓮宗など日本人自身による独自の仏教が創唱されるようになったり、
宋に行った栄西が臨済宗を、また道元禅師が曹洞宗を伝えるなどして
その数は徐々に増えていったようです
戦前、宗教団体法以前に公認された仏教宗派には13宗56派あったようですが、
昭和14年、宗教団体法成立時、これらの宗派は、28宗派にまとめられたそうです
戦後、宗教法人令が成立し、国の許可制度がなくなると、多数の仏教団体が分派、
独立し多くの宗派が新設されたようです
その後、昭和26年宗教法人法の成立を機に多少解散した団体もあったようですが、
令和2年末現在、156の仏教宗派が存在しているようです