11月も終わりに近づき、買い物に行くとクリスマスソングが流れる季節になりました
今年は例年より日中は暖かい日が多いように思いますが、
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は仏教の宗派について勉強しましたが、
今回はその宗派の系統について勉強したいと思います
宗派とは、独自の「ブッダの教えとは何かという定義(宗旨)」と修行方法の
2つを持つもで、これらを共有する寺院や僧侶の集まりが宗派を形成しているそうです
平安時代に伝えられた天台宗と真言宗では、密教という共通項はあるが、
宗旨が違うので2つの宗派に分かれるそうです
鎌倉時代に広まった浄土宗と浄土真宗も阿弥陀如来の本願によって救いを求める
宗旨は同じでも、「南無阿弥陀仏」を称える心構えが違うので同じ宗派ではありません
禅宗は坐禅が修行の中心ですが、公案(禅宗で、修行者を悟りへ導くための問題集)が
あるのが臨済宗、ないのが曹洞宗というように、修行方法の違いも宗派の違いになるようです
日本の仏教の13宗派は、その根本経典によって5つの系統に分けることができるそうです
奈良仏教系 法相宗、華厳宗、律宗
密教系 天台宗と、真言宗
浄土系 浄土宗、浄土真宗、時宗、融通念仏宗
禅宗系 臨済宗、曹洞宗、黄檗宗
日蓮宗