今年滋賀県内では、雨も雪も少なく晴れる日が多いのですが、
先ほど少し雨が降っていました
前回は「冬至」について勉強しましたが、今回はその次「小寒」について
勉強したいと思います
2024年の小寒は、1月6日から1月19日です
小寒とは、寒さがまだ小さいという意味で、寒さが極まる少し手前、
これから本格的な寒さを迎える時期だそうです
(次が、一年で最も寒いとされる「大寒」になります)
小寒の初日を「寒の入り」といい、小寒と大寒の間のおよそ30日間が
「寒中」、「寒の内」と呼ばれる一年で最も寒さが厳しい季節とされます
(大寒の次は立春になるので、春になります)
この時期に寒さをいたわる手紙が「寒中見舞い」です
そして、この時期のもう一つの大切な行事が「七草がゆ」です
七草がゆは正月行事のイメージがありますが、本来1月7日は
「人日の節句」の行事で、ひな祭りや七夕などの江戸幕府が定めた五節句の
一つだそうです
人日とは、「人の日」という意味で、古代中国の風習からきているそうです
これが江戸時代に「人日の節句」(七草の節句)として定着したようです
7日は「松の内」の最後の日にあたり、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、
青菜の不足しがちな冬の季節の栄養補給という効用もあるそうです
この日に七草がゆを食べることで、新年の無病息災を願うようになったそうです