ずいぶんと寒い日も増え、比良山に雪が積もっています
12月も約半分が過ぎ、今年もあと少し
皆様お元気にお過ごしでしょうか キセ石材・事務員No.3です
前回は、「第十四番 三井寺」について勉強したので、
今回は「第十五番 今熊野観音寺」について勉強したいと思います
今熊野という名前から、和歌山県にあるのかと思っていましたが
京都市東山区にこのお寺はあります
(京都駅からはタクシーで約5分らしいです)
後白河上皇が深く信仰され、新那智山と号し、今熊野観音寺になったそうです
御本尊は、弘法大師空海が熊野権現より授かった一寸八分の観音像を
体内仏として自ら彫刻されたと言われている十一面観世音菩薩です
創建は、平安時代(825年頃)、嵯峨天皇の勅願により
弘法大師が開創したとされているそうです
御詠歌は、
昔より 立とも知らぬ 今熊野 ほとけの誓い あらたなりけり
宗派は、真言宗泉湧寺派
このお寺の境内付近に、清少納言の家があったそうです
晩年もこの近くに住んでいたと思われているそうです
聖地である紀州熊野に多くの貴族や皇族たちもお参りに行っていたのですが、
世の中の治安が悪くなりなかなか行くことが難しくなると、
この今熊野にお参りすることが多くなったそうです